
こんにちは。だいずです。
大学院を卒業した後、大手メーカーで研究職として勤務しています。大学では、3年間研究生活をしてきました。
研究室大学の研究室をやめたいって思う人は、意外に多いです。
- 研究室をやめたいと思ってる人
- 研究生活に悩んでる人
今回は、
- やめたくなる理由3つ
- 研究室をやめる前にすべきこと/耐える前にすべきこと
- やめた後の選択肢3つ
について順番に説明していきます。
盛りだくさんの内容になってますが、為になると思うので最後まで読んでくださいね(*^^*)
目次
やめたい理由3つ
やめたい理由は、次の3つになります。
やめたい理由
- 指導教員が嫌い
- 研究室の雰囲気が嫌い
- 研究が嫌い・興味がない
順番に説明していきますね。
どれが当てはまってるのかチェックしましょう。
やめたい理由①指導教員が嫌い
1つ目の理由は、指導教員が嫌いからです。
嫌いになる指導教員の特徴は3つあります。
- 徹底的に管理されてる
- データを催促される
- 理不尽な説教が多い
・厳密にスケジュール管理されていると、絶対服従になり生徒が駒のような状態になります。研究が好きな人でも主体的に行動できず、嫌々やる羽目になります。
・実験データを催促されると、かなりのプレッシャーがかかって精神的にやられてしまうこともあります。
私の指導教員も、データを催促してきました。私はメンタルが強い方なので良かったですが、周りの人は不眠症になったり涙を流す人もいました。
・理不尽な説教が多いと、研究とかの話ではなく単純に心が折られます。ストレスも溜まり、通学するのが嫌になります。
研究生活が楽しくなるかは、指導教員で決まると言っても過言ではありません。
やめたい理由②研究室の雰囲気が嫌い
2つ目の理由は、研究室の雰囲気が嫌いだからです。
雰囲気が悪い原因としては、
- 研究室の仲が悪い
- 関わりが全くない
などが挙げられます。
同期や先輩との仲が悪かったり、ドロドロした恋愛関係があると、居心地は悪くなります。
逆に研究室で関わりがなく、会話がないのも辛くなります。
雰囲気が悪い研究室には行きたくないですよね。
やめたい理由➂研究が嫌い・好きではない
3つ目の理由は、研究に興味がないからです。
研究は、好きな人と嫌いな人とで大きく別れます。
ぶっちゃけ研究が嫌いな人にとっては、研究生活で学べることはありません。なぜなら研究は、専門的すぎるので他の職種に応用しにくいからです。
私は研究職で働いてますが、就職してから研究が好きではないことに気づきました。大学の研究室で楽しめたのは、周りの人と仲が良かったからかもしれません。
皆さんがやめたい理由は、
- 指導教員が嫌い
- 研究室の雰囲気が嫌い
- 研究が嫌い・興味がない
の3つのどれかだと思います。
やめたいと思った人は次に、研究室を「やめる」「やめない」の2択に迫られます。
ここからは「やめる」「やめない」を決断する前にすべきことを、紹介していきます。
研究室をやめる前にすべきこと3つ
研究室をやめる前にすべきことは、この3つです。
- 冷静になる
- やめたい理由を明確にして対策を考える
- 自分の選択は正しいと自分に言い聞かせる
①冷静になる
1つ目は、冷静になることです。
何か嫌なことがあって、感情的に「やめたい」と思ったのかもしれません。
冷静になる方法としては、
- 1か月ほど時間を置いて考える。
- 友達や家族に話す
などがあります。まずは心を落ち着かせて、自分と向き合うことが大事です。
②やめたい理由を明確にして対策を考える
2つ目は、やめたい理由を明確にして対策を考えることです。
やめたい理由は、「指導教員が嫌い」「研究室の雰囲気が嫌い」「研究自体が嫌い」のどれかになると思います。
やめたい理由を深堀して、対策をいくつか考えます。例えば、実験を毎日強制的にやらされて辛い場合、
- 研究室をやめる
- 直接、指導教員に抗議する
- 他の教員に相談する
といった対策があります。
やめる以外で対策を行動に移せる人は、まずはそちらに挑戦してみてもいいかもしれませんね。
➂自分の選択肢は正しいと言い聞かせること
3つ目は、自分の選択は正しいと言い聞かせることです。
自分がやめるのに納得している状態ならば、後は自分を信じること、やめる勇気を持つことが大事です。
自分の人生は自分のものです。自分が考えて決断した選択は、常に正しいです。
研究室に耐える前にすべきこと3つ
耐える前にすべきことは、3つあります。
- 耐える価値があるか考える
- 体調をこまめにチェックする
- 改善策を考えてみる
①耐える価値があるか考える
1つ目は、耐える価値があるか考えることです。
あなたが「やめたい」と考えたほど、嫌なことがあったはずです。
それに耐えて、自分は何が得られるのか考えていきましょう。もっと言うと研究を通して得られるものは、
- 学位・学歴
- 研究スキル
くらいです。
この2つが大事だと思った人は、耐える価値があります。
②体調をこまめにチェックする
2つ目は、体調をこまめにチェックすることです。
やめたくなるほど嫌なことに耐えるには、精神的、肉体的な負担も大きくかかります。
実際、大学時代私も教員と合わなくて、やめたいと思った時期がありました。それでも、親学費を払ってくれたこともあり、卒業したいと思ってました。
実際「耐える」という選択をしましたが、不眠症や頭痛に悩まされました。大事には至りませんでしたが、今思うと大事になってもおかしくない状況でした。
一度壊れた体は、簡単には元に戻りません。
こまめに体調をチェックして、少しでも異変を感じたら治療に専念しましょう!
➂改善策を考える
3つ目は、改善策を考えることです。
「やめる前にすべきこと」でも紹介しましたが、「やめたくなる理由」に対する改善策をリストアップしましょう。
研究自体が嫌いだという人は研究室をやめる以外に、「研究を好きになる方法を考える」という方法もあります。
少しでも「研究室に耐える」という気持ちが小さくなり、「耐えなくても大丈夫」という状態に持っていければいいですね。
やめた後の選択肢
最後にやめた後の選択肢について紹介します。
やめた後の選択肢として、
- 違う研究室に移動する
- 就職する
- フリーターでしばらく過ごす
があります。
・研究が好きだけど今の研究室は嫌だという人は、「違う研究室に移動する」という選択をとるのがいいでしょう。
・研究にやりがいや価値を見出せないという人は、「就職する」という選択がおススメです。
・研究生活に疲れた、体調を回復させたいという人は、「フリーターでしばらく過ごす」という選択が好ましいです。
どうしてもつらい人は、やめるのが吉
ここまで見て頂きありがとうございます。
最後に伝えたいことは、「最も大切なのは自分の体」です。
自己責任にはなってしまいますが、どうしてもつらい人はやめましょう!