
ほとんどの人は、仕事生活が人生の1/3以上を占めています。「仕事」によって、人生の幸福度が変わるといっても過言ではありません。
ですが、働いてる人の中には「働く理由・目的」を考える時間がない方が多いはずです。
今回の記事では、私たちが働く理由を3つ紹介します。そして、私たちが幸せになるためにはどうしたらいいのか、話していきたいと思います。
先に結論をいうと、こちらが働く理由になります。
- 収入を得るため
- 自分の成長のため
- 仕事が好きなため
(幸福度は①<②<➂の順に大きくなる)
順番に説明していきますね。
目次
働く理由
まずは、働く理由を3つ紹介していきます。
働く理由①収入を得るため
1つ目の理由は、収入を得るためです。
お金がなければ、生活できません。
自分だけでなく家族も幸せに暮らせるようにするには、一定以上の収入が必要となります。
学生の方の中には、大学に通うためにアルバイトをして授業料を払ってる人もいます。その人は、大学に通うことで、自分のやりたかったこと=夢や目標を叶えようとしています。
自分の理想とする生活を実現したいのであれば、お金稼ぎは必要なことなのかもしれません。
私たちは、お金を得るために「労働」という対価を払っていることを忘れてはいけません。
- 収入が得られる。⇨ 自分や家族を幸せにできる。夢や目標が叶えられる。
- 代償:労働(時間や労力)
働く理由②自分の成長のため
2つ目は、自分の成長のためです。
「働くことで知識やスキルを手に入れられて、自分が成長できる」という人もいるはずです。
ここに分類される人たちは全員、「もっと成長して、自分の理想の生活(夢)をつかみ取ろう」と考えてる人です。
例をあげるなら、「将来独立してフリーランスで働くために、今の会社でプログラミングのスキルを学ぶ」という人がそうです。
スキルや知識を習得できるのに、塾や学校のように授業料はかからない。まして、給料が入手に入る。最高ですね。

まとめると、このようになります。
- 仕事は、勉強の場となりうる。
- 自身を成長させる。⇨ 夢や目標が叶えられる。
働く理由➂仕事が好きなため
3つ目は、仕事が好きなためです。
働くことにやりがいを感じ、仕事が楽しくてワクワクする人・何時間も働ける人は、ここに該当します。
ゲームに熱中しすぎて気づいたら夜になっていた。これと似た感覚だと思います。本当に好きなことだと、楽しくてずっと続けられますよね!
ここに分類される人たちは、自分の夢や目標を叶えることができて、仕事が理想の生活の一部になっている人です。有名な人だと、さかなクンとかクイズ王の伊沢さんとかですかね。
小まとめ
ここまで、働く理由を3つ紹介していきました。
3つの理由には、全て「仕事によって、理想の生活を実現したい」という共通点があることがわかりました。
また、働く理由によって「働き方」も大きく異なることが分かりました。
ここからは、更に「働き方」について詳しく見ていき、どの働き方が望ましいのか考えていきます。
働き方が変わってくれば、人生の幸福度は変わってきますよ。
働き方と幸せの関係
働き方には、大きく分けて3つあります。
Job(ジョブ)
1つ目はJobです。
仕事を「労働」と捉えて報酬のために働くことを指します。誰にでもできる単純作業が多く、時間労働となります。
「働く理由①収入を得るため」に該当します。
Career(キャリア)
2つ目はCareerです。
仕事を経歴や昇進と捉え、キャリアアップのために働くことを指します。
その人にとって「適職」であり、自分のスキルや知識を活かすことができます。
「働く理由②自身の成長のため」に該当します。
Calling(コーリング)
3つ目は、Callingです。
仕事が生きがいであり、「この仕事をするために生まれた」と実感できることを指します。
Callingには「天職」という意味があり、イメージとしては「神様が仕事に就かせるために、その人を地球に呼んだ」と捉えることができます。
「働く理由➂仕事が好きだから」に該当します。
Job,Career,Callingの関係性
仕事は、Job⇨Career⇨Callingになるにつれて幸福度は上がります。
こちらに、私が考案した3つの働き方と理想の生活との関係性を示します。
・Jobでは仕事と理想の生活が完全に切り離された状態になります。
仕事をお金を稼ぐ手段として割り切って、仕事以外の生活を充実させようとする人です。
・Careerでは、仕事を理想の生活に近づけようとしている状態になります。
仕事で成長して、自分の夢を叶えようとする人です。
・Callingでは、理想の生活の一部に仕事が入っている状態になります。
仕事で夢を叶えて、仕事が理想の生活の一部になっている人です。
~理想の生活に近づく程、幸福度は増しますよね!~
これだけだとピンとこないかもしれません。
飲食店で調理の仕事をする人の場合を例にとって考えてみましょう。
調理師に、「あなたは今何をしているか?」と質問します。
すると、3つの回答が出てきます。
- マニュアルに従って、料理を作っている(労働)⇨ Job
- 自分のお店を持つために、調理の技術を学んでいる ⇨ Career
- 美味しい料理を提供して、お客様に幸せを提供している。 ⇨ Calling
「この3つの中だったら、どれを選びますが?
ほとんどの人がCareerやCallingを選びますし、そっちの方が幸福度が高いように感じますよね。
仕事に対する考え方が、
Job ⇨ Carrer ⇨ Calling
に変わるにつれて、仕事の幸福度は上がる
みんなの働き方【実態調査】
皆さんは「なぜ働くのか?」という質問に対して、どのように回答していているのでしょうか?
エン・ジャパン株式会社の調査結果がこちらになります。
出典:Huffpost
1,2位は、「収入を得るため」です。
ほとんどの年代で50%以上の割合を占めていますね。大半の人は、仕事をJobと捉えてることがわかります。
3位,4位は、「自分自身の成長のため」「人生経験を積むため」です。
仕事をCareerと捉えている人の回答となってます。
「やりがいを感じるから」と回答した人は約20%と、やはり少ないですね。
あなたの今の働き方は、「Job,Career,Calling」のどれに当てはまるのでしょう?
私はCareer に該当します。今は会計やプログラミング、経済、英語などを勉強して、Callingを目指しています。
人生一度きり。しかも、仕事生活は人生の1/3を占めています。だったら、仕事の時間も楽しみたいですよね(^^♪
働く理由・働き方について考えてみよう

働く理由は人それぞれだと思います。
しかし、最終的に行きつくところは「理想の生活の実現」になると、私は結論づけました。そして、Callingとなりうる仕事を探し続けることが理想の実現に必要なんだと感じました。
皆さんも、もう一度自分が働く理由・働き方について考えてみてはいかがでしょうか?
