読書

【3分でわかる】予想どおりに不合理~本の内容と感想~

こんにちは。だいずです。

今回は、予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」という本の紹介をしていきます。

本の内容

この本の内容を一言でまとめると、次のようになります。

人間は完璧とはほど遠い生き物だけど、その不合理な行動は予測できる。

この本では、上の内容ついて身近な事例や調査結果を使って説明しています。ページ数は、485ページとボリューム満点の本になります。

ここでは、私なりに本の内容を解釈して、5つの要点にまとめました。

人間は失うことを恐れる生き物である

人間は失うことを恐れるあまり、不合理な行動をします。

例えば、

  • 150円のチョコレートが無料
  • 500円の高級チョコレートが半額の250円

1つしか選べないとしたら、どちらを選ぶのか。

お金を失うのを恐れるあまり、高級チョコを食べたい人でさえ「無料」を選びます。

高級チョコレートの方が、250円も割引されていてお得なのに。

他の例としては、「自分が持っているモノの価値が異常に高くなる(保有効果)」ということがあります。

詳しい話は省略しますが、持っていない人の希望する購入金額と比較すれば、一目瞭然です。

これも、人間は手に入れる喜びより失うことの恐怖が強いからです。

お金と社会の2つの世界に生きている

私たちは、お金と社会の2つの世界を行ったり来たりしています。

例えば、次のような例があります。

  • 頼まれごとは親切心で引き受けるけど、報酬が絡むとやらなくなる
  • お金は盗まないけど、鉛筆や消しゴムは平気で盗む
  • デートで金額を伝えた途端に、態度が変わる

このことを知っていれば、相手との関係性が良くする方法や、非道徳的な行動を減らす方法などを考えることができます

その時の感情や環境で、行動が変わる

人間は、その時の感情や環境によって不合理な行動をとることがあります。

感情の例としては、興奮状態があります。

飲酒や性的な興奮によって「乱暴になる」、逆に「人に甘える」など、普通では考えられない行動をしますよね。

環境の例として、「外食の時に、友達と被らないようにメニューを注文する」ということがあります。

これだと本当に食べたかったモノが食べられず、損をしてしまいますよね。

他の例だと、新しくモノを買う時に「店に並んでる他のモノ」と比べて決めます。

一見、合理的な決断のように思えますが、それが売り手の巧妙な罠だったら・・・(詳しくは、「予想どおりに不合理」に書いてありますよ)。

行動経済学を学ぶことで開かれる未来

このように、私たちは普段何気なく不合理な選択や決断をしています。

これを研究する学問が、「行動経済学」と言われるものです。

行動経済学を学ぶことで、どのような未来が待っているのでしょうか。

本の巻末には、このように書かれています。

行動経済学の一番の魅力は、それを学ぶことで、私たちの日々の生活を改善でき、仕事に応用できることである

出典:予想どおりに不合理

つまり人間の不合理な行動を知っていれば、日常生活をより快適に過ごすことができます。

この本から学べること

この本から学べることは、3つあります。

  • 予想どおりに不合理な行動
  • 行動経済学の基礎知識
  • 行動経済学の活かし方

予想どおりに不合理な行動

本のタイトルにあるように、人間の数々の「予想どおりに不合理」な行動を知ることができます。

行動経済学者の研究結果に基づいて説明しているので、信憑性はかなり高いです。

研究からどのような結論が導きだれるのかが、この本の見どころでもあります。

行動経済学の基礎知識

この本では、行動経済学が初めての人にも、身近な事例(不合理な行動)を使って分かりやすく解説しています。

なので、「アンカー」や「保有効果」「プラセボ」などの言葉を自然に学ぶことができます。

行動経済学の入門書と言っても、過言ではありません。

行動経済学の活かし方

この本では行動経済学について学べるだけでなく、その活かし方も教えてくれます。

行動経済学を通じて、毎日の生活を改善することができます。

こんな人におススメ

この本は、次のような人におススメです。

  • 日常生活の損をなくしたい人
  • 仕事関係や恋愛関係などに悩む人
  • マーケティング関係の人
  • 行動経済学に興味がある人

当てはまる人はもちろん、気になった人も、ぜひ手にとってはいかがでしょうか。

本の感想

最後に、本の感想を話していきます。

この本を読んで、「人間の不合理な行動」に面白さを感じました。

それと同時に、もっと行動経済学の知識を増やして、仕事とプライベートの両方に活かしたいと思いました。

もちろん、この本だけでも、行動経済学に関わる多くの事例や基礎知識を学ぶことができました。

私が「日常生活に活かせるな」と思ったことが一つあるので、紹介します。

マーケティングで「通販の30日間返品保証」や「定期購入の初回無料」という言葉をよく見かけますよね。

これは、「無料」というパワーワードと「一度買った商品を失うことへの恐れ(人間の習性)」を巧みに利用しているように感じました。

行動経済学を知っていれば、この罠に引っかからず、本当に自分が望む商品を購入することができると感じました。

このような日常や仕事に役立つ行動経済学の知識をたくさん学ぶことで、「不合理な選択」を回避して「合理的な選択」をする、あるいは「相手に最善の選択を提供する」ことができると思いました。

皆さんも、この本を読んで、人間の不合理な行動を感じてみてはいかがでしょう。