会社でのメールのやり取り、気になる異性とのラインの会話、SNS、ブログ……
私たちの日常を思い浮かべると、数多くの文章がちりばめられていて、それを読んだり、書いたりして生活しています。
文章は、会話の代わりとなる情報伝達のツールですが、時として相手の感情に訴えかけ、行動させる力を持っています。
今回紹介する人を操る禁断の文章術を読めば、その力を手に入れることができます。

本の内容
この本は、相手が自分の期待する行動をとってもらうための、文章の書き方を学ぶ本になってます。
こちらに、人を操る禁断の文章術の情報を示します。
- 本の種類:倫理・道徳
- 著者:DaiGoさん
- ページ数:225ページ
- 読了時間(目安):4時間
- 値段:1400円+税
DaiGoさんは、人の表情やしぐさ、会話の中から、相手の心理を読み解くのが上手なイメージがありますが、文章に関しても心理学を駆使した高等テクニックを持っています。
こちらが、本書の目次になっています。
第1章.文章が持つ力とは∞
第2章.「書かない」3原則で人を操る
- 原則1.「あれこれ書かない」
- 原則2.「きれいに書かない」
- 原則3.「自分で書かない」
第3章.人を動かす7つの引き金で、何を書けばいいかもう悩まない
- 興味
- 本音と建前
- 悩み
- ソン・トク
- みんな一緒
- 認められたい
- あなただけの
第4章.あとは、5つのテクニックに従って書くだけ
- 書き出しはポジティブに
- なんども繰り返す
- 話しかけるように書く
- 上げて、下げて、また上げる
- 追伸をつける
目次を見るとわかるように、この本は4部構成になっています。
最初の章では、著名人の名言や、インパクトのあるキャッチコピーを使って、文章の持つ力を証明しています。
第2章、3章では、文章を作成する上で「書かないこと」「書くべきこと」をそれぞれ説明しています。
この2つの章で、「読者の感情を揺さぶり、行動に移させる」そんな文章を書くためのスキルが学べます。
更に最終章では、文章全体としての構成を中心としたテクニック5つが書いてあり、どれも即実践可能なものばかりです。
この本から学べること
この本から学べることは、
- 魅力的な文章を書く方法
- 心理学を文章に応用するテクニック
になります。
例えな、学生の人は異性がデートの誘いに乗ってくれるようなラインを、社会人であれば、上司から好感が持てるメールを、書きたいと思いませんか?
文章を書く技術は、性別、年齢に関係なく、誰もが持っておきたいスキルだと思います。
ぜひこの本を読んで、読者を行動させるライティングスキルを学びたいものですね!
こんな人におススメ
この本は、特にこんな人におススメです。
- 人を惹きつける文章を書きたい人
- 文章の持つ力が何なのか知りたい人
- 純粋に心理学に興味がある人
ちょっとでも気になった人は、読んでみることをおススメします。
最後に、本書のまえがきに書いてある言葉で締めくくりたいと思います。
文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。
出典:人を操る禁断の文章術
皆さん、ぜひ人を操る禁断の文章術を読んで、自分の思うままに相手を動かしてみてはいかがでしょう?
